無人の日本大使館前で抗議集会 韓国の慰安婦団体「謝罪と賠償を」 建て替え伴う移転で
慰安婦問題をめぐり毎週水曜日にソウルの日本大使館前で開かれている抗議集会が22日、建て替えに伴う大使館機能の移転後、初めて行われた。参加者はこれまでと同じ場所で無人の建物に向け「被害者に謝罪と賠償を」などと声を上げた。

関係者によると、大使館移転先の隣のビル前では抗議活動はなかった。

集会は、大使館前に2011年に設置された慰安婦問題を象徴する少女像を囲む形で実施。元慰安婦の支援団体などは一帯を「平和路」と呼んでおり、団体関係者は「集会は平和路であるここで続ける」と説明している。移転先のビルは交通量の多い大通りに面しており、多数の人が集まるのは難しいとの事情もあるとみられる。

集会は1992年から続けられ、22日で1188回目。夏休み中の全国の中高生、大学生らを含め通常より多い数百人が集まった。(共同)

2015.7.22 産経

http://megalodon.jp/2015-0726-0543-04/www.sankei.com/politics/news/150722/plt1507220027-n1.html