If you are planning to attend the Board meeting, please read Debunking the Japanese “Comfort Women” Denier Talking Points so you know how the right-wing protesters are going to lie
月: 2016年10月
‘相棒’会った慰安婦少女像…”集まれば大きな力なる”
聯合ニュース 2015/10/28
韓・中少女像除幕式…中製作者”孤独に見えて一緒にしたかった”
(ソウル=聯合ニュース)クォン・ヨンジョン記者=韓国人’慰安婦’少女上が’相棒’の中国人慰安婦少女上に会うことになった。
28日昼間12時20分頃ソウル、東小門洞、漢城大入口(ハンソンデイプク)駅の前. 白いチョゴリに黒いチマを着た少女9人と黒いズボンを履いた少年3人が共に列を引っ張るとすぐに韓国人慰安婦少女上と中国人慰安婦少女上が並んで座った作品が姿を表わした。
現場に集まった市民団体関係者たちと一般市民など80人余りは共に手をたたいて祝った。
彫刻家キム・ウンソン(50)・キム・ソギョン(49)夫婦が製作した韓国人少女上はソウル、中学洞(チュンハクトン)過去の日本大使館の前にたてた作品と同じ形だ。 映画製作者レオスユン(Leo史詠・54)さんと版泥酔は(潘毅群・54)精華大美術学科教授が作った中国人少女像は韓服の代わりにチーパオを着て頭も両分岐で編んだ。
韓国人少女上下には影が垂れているが中国人少女上下には足跡四個がつけられている。 主催側はこの足跡が実際の中国人慰安婦おばあさんの足跡をまねて作ったものと説明した。
少女上後方では4個の国語で使った碑文とキム・ウンソン彫刻家が直接書いた詩を刻んだし、日本大使館の前少女上と同じようにそばに空の椅子も作った。
韓・中少女上を初めて提案したレオスユンシはこの日除幕式に参加して”2年前キム・ウンソン作家が製作した少女膳をこしらえて感動受けたが孤独だとも感じた”としながら”韓国と中国は全一題によって苦難を受けたので中国少女像を一緒にいるようにすれば孤独でないように見えて韓・中少女上を作ろうという考えた”と話した。
彼は”日帝の被害を受けた他の国の少女上も座らせられるように二人の少女上のそばに再び空の椅子を用意した”としながら”被害者が集まればもっと大きい力になることと考える”と話した。
これらは今年の初めすでに少女上を完成したが敷地を探せなくて除幕式が遅れて、城北(ソンブク)児童青少年ネットワークを通じて城北区(ソンブクク)と連絡がついて敷地を用意した。
キム・ヨンベ城北(ソンブク)区庁長は”城北区(ソンブクク)には値してハン・ヨンウン先生が入籍された深憂長など独立運動と関連したところが多い”として”二人の少女上がくることになったのが意味深い”と話した。
国会女性家族委員長である新しい政治民主連合ユ・スンヒ議員は”日本はまだ賠償・反省と謝罪がなくてかえって慰安婦蛮行を隠したり歪曲しようとする”として日本を批判した。
韓・中少女上を作ったこれらは来年初め中国、上海のある大学にも韓・中少女上をたてる予定であり、アメリカ、サンフランシスコにも少女上をたてる計画を推進していると話した。
http://megalodon.jp/2016-1024-2040-13/www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2015/10/28/0200000000AKR20151028125800004.HTML
https://web.archive.org/web/20161024114015/http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2015/10/28/0200000000AKR20151028125800004.HTML
中国が日韓合意に対抗、韓国勢の引き戻し狙う? 民間による国際会議が「記憶遺産」登録めざす“総決起大会”に
産経2016.10.22
上海師範大学で開かれたのは、「戦争の記憶と人類の平和」と題する国際会議だった。しかし参加者らは、「慰安婦とは旧日本軍による奴隷制度だった」などと指摘。ユネスコへの慰安婦資料の登録をめざす方針が冒頭で紹介されると、会場にいた海外からの関係者らも総立ちとなって拍手や歓声を上げるなど、さながら「総決起大会」の様相さえ呈していた。
元慰安婦だと主張する88歳の韓国女性は「昨年末の日韓合意により私は韓国では“異邦人”扱いだが、中国に来て自由になった」とポーズを交えて力説。会場から大きな拍手が湧いた。
中国は2012年ごろから韓国側と慰安婦問題での共闘を模索し始め、14年2月に同大学で行われた中韓合同の会議では、ユネスコへの記憶遺産申請を共同で行う方向で合意していた。
一方で、日韓合意を受けて韓国側の動きに制限が加えられたため、共闘姿勢を示すために、「少女像」や「博物館」の設置などを通じて韓国勢の引き戻しを狙ったものとみられる。
同大学によると、慰安婦だったという中国人女性は19人生存しているという。
(上海 河崎真澄)
https://web.archive.org/web/20161023202901/http://www.sankei.com/world/news/161022/wor1610220050-n1.html
https://web.archive.org/web/20161023203025/http://www.sankei.com/world/news/161022/wor1610220050-n2.html
中国・上海に初の少女像設置 韓国市民団体が寄付
中国に慰安婦被害者を象徴する少女像が初めて設置された。
ソウル近郊の京畿道華城市は22日、中国・上海師範大で「韓中平和の少女像」の除幕式を開催したと明らかにした。
外国に設置された少女像としては、米国の2カ所、カナダとオーストラリアの1カ所に次いで5カ所目となる。
この少女像は華城市民が約3000万ウォン(273万円)を寄付し設置された。
韓国と中国の伝統衣装を身につけ並んで座る2体の少女像は、慰安婦被害者の名誉回復のために製作された。
聯合ニュース日本語2016/10/22 11:00 KST
https://web.archive.org/web/20161023200221/http://japanese.yonhapnews.co.kr/pgm/9810000000.html?cid=AJP20161021004100882
この人ケースでは日本政府が米軍の代わりに慰謝料?を払ったはず。
オーストラリアから来日後の2002年、神奈川県横須賀市で米兵に襲われた性犯罪被害者キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんが22日、東京都内で講演し「日本は百年古い」と欧米に比べ立ち遅れた被害者対応の現状を厳しく批判した。
フィッシャーさんは既に30年以上、日本で暮らしている。02年の事件を振り返り「豪州では1960年代から『レイプ被害に遭ったらすぐ警察に行け』と学校で教えている。だからすぐ神奈川県警に行き『助けてください』と言ったのに『加害者は自分で捜せ』『けがしてるなら見せろよ』とヤクザみたいな言葉をかけられた」と声をふるわせた。
米国に逃げた加害者を自力で見つけ、米国で提訴して13年、勝訴した。加害者が本国へ逃げたのは米軍の指示だったと裁判で明らかにされた。米兵の「逃げ得」を許し続ける日米地位協定をフィッシャーさんは批判する。「第16条に米軍は『日本の法を尊重し』としか書いていない。『尊重し』ではなく『従い』に変えてほしい」と、沖縄からの地位協定改正の訴えに同調した。
「被害者が顔も名前も出せない。こんな社会は少し古い」とフィッシャーさん。「私の事件を日本の新聞に『わいせつ事件』と書かれた。(記者から『レイプ』と書くのは)『セカンドレイプになる』と言われたが、なぜ砂糖をまぶすような言葉遣いをするのか」と憤った。
よく「日本が嫌いでしょう」「米軍が嫌いでしょう」と聞かれるというフィッシャーさんだが「違う。私が嫌いなのはレイプだ」と断言した。24時間対応の「レイプクライシスセンター」を立ち上げるためボランティアを募集している。(2016/10/22-21:02)
http://www.webcitation.org/6lSKnp9nm
https://web.archive.org/web/20161022195630/http://peeep.us/4438715f
慰安婦資料の記憶遺産登録推進へ討議 反日団体、上海の大学に像設置も
産経
【ロサンゼルス=中村将、上海=河崎真澄】米カリフォルニア州に拠点を置く中国系米国人らによる反日団体「世界抗日戦争史実維護連合会(抗日連合会)」が22、23日、中国・上海師範大学で国際会合を開き、旧日本軍の慰安婦関連資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(記憶遺産)への登録を進める方法などを検討する。地元メディアによれば、22日には同大に中国初の慰安婦像も設置されるという。
また、同大は会議に合わせ、「中国“慰安婦”歴史博物館」を22日に開設することを明らかにした。教室棟のビルで約340平方メートルを改築し、数百点の「証拠資料」を常設展示。同大学は、2007年に中国初の「“慰安婦”資料館」を教室の一角に設置していたが、「博物館」に昇格させて活動を本格化させる。
一方、同大は産経新聞の問い合わせに、「慰安婦像」の設置計画の確認を含む取材対応を拒否した。
同州サンフランシスコの地元中国系メディア「僑報網」などによると、抗日連合会の国際会合には米国、カナダ、韓国、台湾、日本などから関係者らが参加。慰安婦関連資料の記憶遺産登録のための今後の活動や、日本の戦争犯罪の研究促進などに関し討議する。
抗日連合会は中国系米国人ジャーナリスト、アイリス・チャン氏の著書「ザ・レイプ・オブ・南京」の宣伝や慰安婦問題で日本政府を非難する米下院決議を働きかけたことで知られる。
http://megalodon.jp/2016-1022-1859-15/www.sankei.com/world/news/161022/wor1610220020-n1.html
日本政府、“中韓共闘”に警戒と不快感「好ましくない」
産経 2016.10.22
日本政府は、上海師範大学に中国と韓国の女性をかたどった2体の慰安婦像が設置されたことに「好ましくない」(政府関係者)と不快感をあらわにしている。慰安婦問題をめぐり、中国と韓国が“共闘関係”を進めていることにも「どのような広がりをみせるか注視する必要がある」(外務省関係者)と警戒感を強めている。
慰安婦問題をめぐっては、日中韓などの民間団体がユネスコに対し、慰安婦問題の関連資料を「世界の記憶(記憶遺産)」に登録するよう申請しており、年明けに審査が始まる。これに日本政府はユネスコの不透明な登録手続きの改善を促すため、分担金の拠出を留保している。
また、日本政府は昨年末の日韓合意に沿って韓国の元慰安婦支援財団に10億円を拠出したが、韓国側はソウルの日本大使館前の慰安婦像を撤去しておらず、合意を履行していない。その上、韓国側は安倍晋三首相による謝罪の手紙など日韓合意に含まれていない追加措置の要求までしている。
日本外務省は、同大の慰安婦像設置が日本と中韓の新たな“火種”になりかねないとみて、情報収集と分析を急いでいる。
中国で初めて中韓少女2人の慰安婦像 上海の大学に設置
中国・上海の上海師範大学で22日、旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する韓国人と中国人の2人の少女をかたどった像の除幕式が行われた。関係者によると、慰安婦問題で中韓の少女2人をかたどった像が中国で設置されるのは初めてという。
2体の少女像は大学キャンパス内の芝生の上に設置。昨年秋に中韓の団体がソウルに共同で設けた像と同様のもので、それぞれ中韓の民族衣装を着て椅子に座った姿。中韓両国の芸術家が無償で寄贈したという。大雨の中行われた除幕式には元従軍慰安婦の中韓両国の女性も参加した。
上海師範大には中国慰安婦問題研究センターがあり、22日は除幕式に先立ち、同問題を研究する蘇智良・同大教授らが主催して集会も開催。同問題の関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」(世界記憶遺産)への登録を目指す韓国の団体幹部も出席し、登録実現を呼び掛けた。(共同)
zakzak 2016.10.22
元慰安婦支援、日韓合意踏まえ打ち切りへ 日本政府事業
ソウル=東岡徹2016年10月6日 朝日
日本政府による韓国の元慰安婦支援事業が今年度で打ち切られる見通しになった。2007年に解散した「アジア女性基金」のフォローアップ事業として続けてきたが、昨年の慰安婦問題に関する日韓合意を踏まえ、外務省が来年度予算の概算要求を見送った。
アジア女性基金は1995年に日本政府が主導して設立し、国民からの募金をもとにした「償い金」や、首相のおわびの手紙を元慰安婦に送る事業を行った。日本政府は基金の解散後もNPO法人に委託し、元慰安婦らを直接訪問し、医薬品などを渡すといったフォローアップ事業を続けてきた。対象は韓国、台湾、フィリピン、インドネシア。予算は韓国分が最も多く、毎年1千万円程度だった。
昨年の日韓合意に基づいて、韓国政府が設立した財団が、日本政府の拠出金で支援事業を行うことになっている。外務省は概算要求に含めなかった点について「日韓合意に基づいて韓国の財団が類似の事業を始めることが想定される」と説明した。韓国以外は来年度以降も続けるという。
韓国での事業を受託していたNPO法人の代表を務める臼杵敬子さんは年4~5回、十数人の元慰安婦を訪問してきた。「訪問を楽しみにしてくれている元慰安婦のおばあさんもいる」と話す。事業が打ち切られる見通しになったことについて「元慰安婦は高齢化しており、その方が生きている間は続けたい。続けることが日本政府の誠意を示すことにもなる」と話した。(ソウル=東岡徹)
http://megalodon.jp/2016-1011-0526-52/www.asahi.com/articles/ASJB55RCYJB5UHBI01C.html
「河野談話」の河野洋平氏が慰安婦問題で安倍首相の人間性を批判「毛頭ない」発言に「温かみを」
2016/10/5 09:00 BuzzNews.JP
「河野談話」で知られる元衆院議長で河野太郎議員の父親である河野洋平氏が10月4日、テレビで慰安婦問題に関連して安倍首相の人間性を批判する発言を行っていました。(画像は番組より)
「毛頭ない」は安倍首相の人間性の問題
これは10月4日夜のBSフジ「プライムニュース」に河野太郎議員と共に出演した河野洋平氏が慰安婦問題への日本政府の対応に手厳しくコメント、「お詫びの手紙」問題で韓国側に配慮すべきだとの考えを示していたというもの。
番組の後半、慰安婦問題について意見を求められた河野洋平氏は2015年末の日韓外相会談による合意が為されたことについて評価するとの見解を見せながらその後発言は変化していきます。
不可逆的な解決に伴う10億円の拠出について問題はないとしながらも、最近になって韓国側が新たに求めている「お詫びの手紙」を安倍首相が「毛頭ない」としたことに河野洋平氏はこのように苦言を呈していました。
「私は、慰安婦の人達の気持ちを癒す、そして和解をするための作業をしているんだというならばですね、そこはもう少し言い方があったんじゃないかと。」
河野洋平氏はまた、お詫びの手紙については歴代の首相がやっているとして日韓外相合意によって不可逆的な解決が図られたとは言え「毛頭ない」と断じてしまうのは「人間性の問題」とまで踏み込んで安倍首相への不快感を露わにし、最後にはこう語っていました。
「安倍政治っていうものにもう少し愛情が欲しい、温かみが欲しいと兼ねてから私は思っているところです。」
河野洋平氏の発言
「去年、安倍さんがこの問題に決着をつけるという決断をされたことを私は非常に評価してるんです。よくここまで、『とてもそういうやり方は取りたくない』とおっしゃってた安倍さんがですね、『合意をして決着をつけよう』という判断をされた。立派な決断だったと思いました。
で、その決断で外務省はこれで不可逆的にはならないよと、つまりもう戻らないよと繰り返し念押しして、それで合意が出来て、10億円も渡して、その10億円の配り方についてはこれはもう韓国側が主体的に韓国側の判断で配る方法を決められた。それはそれでいいと思いますねえ。
問題は総理の『お詫びの手紙』、(韓国側は)付けろと言ってきたわけですけれども、あのー、全く個人的に、今の国会のやり取りを見ていてですね、えー、『(安倍首相がお詫びの手紙については)毛頭ないよ』とピシャっと言われた。
それはもう『だから(不可逆的に)戻らないんだと繰り返し言ったじゃないか』という気持ちがきっとおありだから、それが言葉に出たんでしょうけれども、私は、慰安婦の人達の気持ちを癒す、そして和解をするための作業をしているんだというならばですね、そこはもう少し言い方があったんじゃないかと。
私はこう言葉は適当じゃないかもしれないけれど、やっぱり、これまで歴代総理がやってるわけですよお詫びの手紙を付けてるわけですねえ。で、あのーそういうことまで考えればですね、やっぱり『癒やして差し上げる』『お詫びをしよう』とする相手方に対する態度としては『毛頭ないよ』と言い切っちゃうのはですね多少、まあ、言葉はきついけど人間性、の問題かなという風に思いますねえ。もっと寄り添った言い方もあったかもしれない。
いや、これは勿論日韓の政府レベルあるいは外務省同士の事務的な合意からすればそれは確かに合意の外ですから、それはもう『これしかやりません』というなら『やりません』と言ってもいいんですけど、まあ言い方があったんじゃないかという風に思うんですね。つまり、繰り返しになりますけれども安倍政治っていうものにもう少し愛情が欲しい、温かみが欲しいと兼ねてから私は思っているところです。」
https://web.archive.org/web/20161005222659/http://peeep.us/7621e23a
http://www.webcitation.org/6l2daSxib
日韓合意、河野洋平元衆院議長の愚説に呆れる 誰の後始末なのか
産経2016.10.6
のこのことテレビに出てきて、またテキトーなことを得々と語っていた。4日のBSフジ番組に出演していた河野洋平元衆院議長のことである。政治家はもともと我(が)が強く、自分が一番だというタイプが多いものだが、それにしても「重鎮」「大物」と言われるOBたちに、自身を全く省みずに現役政治家の足を引っ張りたがる者が目立つ。
「(合意の)内容の外であり、毛頭考えていない」
安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会でこう述べ、慰安婦問題に関する昨年12月の日韓合意に関連し、韓国の元慰安婦支援財団が求めている首相の謝罪の手紙を出す考えのないことを表明した。河野氏はこれに対して、早速、こんな批判を展開したのである。
「もう少し言い方はあったのではないか。人間性の問題かなと思う。もっと寄り添った言い方があったかもしれない」
どうしてそこまで韓国側に寄り添わなくてはならないのか、さっぱり理解できない。人間性まで持ち出す話だろうか。
安倍首相の発言は、韓国お得意の「ゴールポスト移動」にはもう付き合わないとの日本政府の立場を示したものであり、当然のことである。首相は合意当時、周囲にこう話していた。
「河野談話のときもアジア女性基金のときも、彼らが約束を守らなかったことを念頭に、今度は『最終的かつ不可逆的な解決だ』と韓国の外相にも述べさせ、それを(第三国の)米国が評価、支持するというプロセスを踏んだ。ゴールを固定化していくためだ」
「今後、私からは慰安婦の『い』の字も言わない。この問題については一切触れない。今回の合意をもってすべて終わりだ。このことは(12月28日の)朴槿恵大統領との電話会談でも言っておいた」
増して、韓国側は「適切に解決されるよう努力」すると約束した在韓日本大使館前の違法な慰安婦像の撤去・移設について、いまだにしかるべき行動に出ていないのである。
また、首相の手紙についてはこれまで橋本龍太郎、小渕恵三、森喜朗、小泉純一郎の4首相が「心からのおわびと反省の気持ち」を記した手紙に署名し、元慰安婦に届けてきた。だが、それは問題解決につながらなかった経緯もある。
河野氏は日韓合意自体は高く評価しているという。それならば今回の安倍首相批判は結局、私は優しくて良心的だが、首相はそうではないと言いたいだけということだろうか。こうした河野氏の言動を見るたびに、哲学者、ニーチェの次の言葉を思い出す。
「同情深い者たちにおけるよりも大きな愚行が、この世のどこかで行われただろうか。同情深い者たちの愚行以上に多くの悩みを引き起こしたものが、この世に何かあっただろうか」
元慰安婦の女性らの言葉を無批判に垂れ流すことを「良心的」な報道だと疑わなかったマスコミや、必要以上に彼女たちに寄り添おうとするあまり、証拠資料も日本側証言もないまま慰安婦募集の強制性を認めた河野談話のあり方こそが、慰安婦問題の原点である。
河野氏ら「同情することにおいて至福を覚えるような、あわれみ深い者たち」(ニーチェ)こそが、慰安婦問題をいたずらに悲劇化し、複雑化させて拡大し、その解決を遠ざけてきた。
安倍首相をはじめ現在の政府は今、むしろ河野氏らの後始末に悩み、追われているのである。そこに気づくべきだろう。(論説委員兼政治部編集委員)
https://web.archive.org/web/20161005213415/http://www.sankei.com/politics/news/161006/plt1610060001-n1.html
https://web.archive.org/web/20161005213934/http://www.sankei.com/politics/news/161006/plt1610060001-n2.html
https://web.archive.org/web/20161005214304/http://www.sankei.com/politics/news/161006/plt1610060001-n3.html
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